大江慎也&The Roostersの軌跡

その昔、ルースターズというバンドがあって、SからZに変わって、大江さんが復活して・・・

大江さん、お元気ですか (1999.5.12)

■大江さん、お元気ですか / 野崎さん (1999.5.12)

ルースターズについてこれだけのホームページを作成されたことに敬意を表します。
何気なくインターネットで「roosters」を検索したら、このページに出会いました。
ディスコグラフィーを見て、もう解散してから10年以上もたっていることに改めて感慨深く感じます。

高校時代からルースターズを聴いていましたが、LPは全て実家に置いてきたため、今、手元には何もありません。 
ただ、高校から大学にかけて、強い印象を受けたバンドはルースターズです。 
特に、大江が壊れ始めた「INSANE」あたりから「CMC」「DIS]「GOOD DREAMS」にかけての不安定さは、当時の自分の心情にあっていたのでしょうか、LPやCDを聴かなくても、一曲一曲頭の中に浮かんできます。

コンサートは、84年の赤坂のラフォーレのライブに初めて行きました。
ただ、あのときは、大江の眼を見ていると、「この人はもう違う世界へいってしまったな」という気がして、複雑な気持ちで帰ったのを覚えています。
それ以降はあまりルースターズを聴かなくなりました。

その後は花田・下山のROOSTERZを観に、一度だけ芝浦のインクスティックには行きましたが、ずいぶん変わったなあという気がしました。

あのとき、どうして大江が不安定になっていったのか理由は知らないのですが、そのぎりぎりのところで編み出した詩、音楽は秀逸ですし、今後、同じような音楽を作り出せるバンドは出てこないでしょう。
やはりルースターズは「孤高のロックバンド」です。

大江さん、お元気ですか。 
たまには世の中に顔をだして下さいね。