■大江のいたルースターズ / 牧さん (2000.10.28)
ルースターズ…好きでした。
結局デビューから解散まで、ずっと見続ける事になったバンドです。
10代の多感な時期にめぐり会ったバンドだったからというのも理由の一つだったように思います。
でも大江在籍のルースターズで好きなのはInsaneまで。
Good DreamsやDISはあまり好きではありませんでしたね(Phyは好きだけど、あれは大江のルースターズじゃない)。
池畑と井上が抜けた時はショックでしばらくライブからは遠ざかってしまったほど。
その後持ち直して、花田のルースターズにつきあったという感じです。
ここでは全く無視されていますが、私は下山と花田のギターが結構好きでした。
リズム隊が良ければ、もっと評価されたんじゃないかと思うのですが…。
初期のルースターズは、本当に目の覚めるような圧倒的なパフォーマンスで当時ロッカーズとかとよく一緒にライブをやったりしていましたが、もう格が違うという感じでした。
でもルースターズは、何か玉虫のようなバンドで、見るたびに、アルバムを出すたびに変化していったように思います。
だから私の印象では、大江が輝いて見えたのはほんの一瞬。
若い時は、誰でも一度は必ず天才になるチャンスがあるという話を聞いたことがありますが、まさにそんな感じでした。
だってその後のソロとか、もう全然ひどかったから(あくまでも私見ですが)。
すごく短い鮮烈な花火のような…
だからこそみんなここまで魅かれてしまうのかもしれませんね。