大江慎也&The Roostersの軌跡

その昔、ルースターズというバンドがあって、SからZに変わって、大江さんが復活して・・・

MAGIC ROCK OUT (2004/03/20)

MAGIC ROCK OUT (2004/03/20)  / snowさん (2004.03.21)

はじめまして。
昨晩マジックロックアウトで15年振りくらいに大江君をみました。
それで、いろいろ検索しここにいきあたったのでメールしました。
誰かに話たくて。私は当時旧新宿ロフトに通いつめた世代です。
そして幻の(笑) 大江慎也FCのお手伝いもやってました。
若い人というよりは、リアルタイムをしってる人に話たかったので、軽く書いてみました。

ギター弾き出した大江君は、ROOSTERSの後期の大江ではなくて「インセイン」の頃の大江がそのまま年をとりましたみたいな形相だった。
それは私の予想外だったので、それでもう感動(笑)。
私はもっと後期のもしくは1984の頃みたいな大江君が出てくると思ってたのです。
間違いなく。そしたら15年のブランクを感じさせないカッティング王が目の前にあらわれた。 動揺しながらも感動(笑)。

顔はすっかり年とったけど、あぶない形相と立ち振る振るまいは、まさに初期の大江慎也
最初は前から見て、4曲目からは後ろでみたけど、近くで見ない方がギター持つ立ち振るまいとかが昔のまんまに見えて、ROOSTER「S」好きな私にはますます過去がフラッシュバックしてきて、複雑な、しかし感無量という気持ちでみました。
友達いわく、私はくちあけて涙ぐんでたそうです(笑)

ルースターズの曲もいきなり激しいのじゃなくて、良かったかも。
初期の曲のゆるいバージョンやられても、当時を体験している物にはそれ以上の感動ないからと思ってたので。
今回の「ケース・オブ・インサニィティ」はタイミング的にも選曲もどうしても過去にこだわっている私には良かったと思う。

ただ、このライブのあの顔見て、「インセイン」を思い出すと私には、過去がそのまま重なり、この次に来るのは「崩れて行く大江」だったので、まあ、今の大江も見れるうちに見とかないと・・・と思ってしまいました。
顔つきはいってしまってました。
でも、ステージを去るときの笑顔は、過去には見た事のない、余裕というか、今を楽しんでいるというか、ステージに立ってる事が幸せそうな雰囲気はありました。

ちょっとはずれた歌い方もギターのかき鳴らしもまさに初期の大江の今の姿。
大江風にいうと2004年型セドリック?(笑)。
音は個人的好みで最後の二曲以外は私は今ひとつなのでロックの方に傾いてくれればいいなあと思いつつ、「今を大事にしよう」と思った瞬間でした。